兵庫県で「お祓い」をお考えの方へ。お寺で受ける「ご祈祷」による、悩み解消の道

「最近、良くないことが続いている」 「大切な厄年なので、しっかりお祓いをしたい」 「なんとなく、心や体がすっきりしない…」

そうした不安や災厄を取り除き、清らかな心で日々を送りたいと願う時、多くの方が「お祓い」という言葉を思い浮かべることでしょう。そして、兵庫県内でその場所をお探しの方もいらっしゃることと存じます。

一般的に「お祓い」が神社で行われる儀式である一方、私たち仏教寺院にも、古くから伝わる、皆様の悩みや苦しみを取り除くための、力強い儀式が存在します。それが**「ご祈祷」**です。

今回は、皆様のその切実な願いにお応えする、お寺のご祈祷についてお話しいたします。

神社の「お祓い」と、お寺の「ご祈祷」の違いとは

どちらも、災厄を遠ざけ、平穏を願う尊い儀式であることに変わりはありません。その上で、あえて違いを申し上げるならば、その働きかけのアプローチに特徴があります。

  • 神社の「お祓い」 主に、知らず知らずのうちに身についた「穢れ(けがれ)」を祓い清め、心身を本来の清浄な状態に戻すことを目的とします。外的な要因を取り除くことに重きを置く儀式と言えるでしょう。
  • お寺の「ご祈祷」 仏様の智慧と、大いなる慈悲の力をお借りして、皆様の願いが成就するよう、また災厄から身が守られるよう、積極的にお祈りをする儀式です。特に仏教では、災いの原因は「自分自身の心の内にある煩悩(ぼんのう)」にあると捉えるため、ご祈祷を通じて自らの心を清め、運気を好転させていくという、内面への働きかけを大切にします。

心を清め、運命を切り開く。仏様のご祈祷の力

なぜ、お寺のご祈祷が、皆様の苦しみを和らげる力となるのでしょうか。 それは、仏様への祈りが、私たち自身の「心のあり方」を整えてくれるからです。

不安や恐れ、怒りや嫉妬といった、心の中の「曇り」。この曇りが、現実の世界で、良くない出来事を引き寄せてしまうことがあります。

お寺のご祈祷、例えば燃え盛る炎に皆様の願いを託す「護摩(ごま)祈祷」などは、こうした心の曇りや煩悩を、仏様の智慧の炎で焼き尽くす、という深い意味を持ちます。 心が清められ、本来の穏やかさを取り戻す時、物事の捉え方は変わり、判断力は冴え、自然と良い方向へと道が開けていくのです。

つまり、お寺のご祈祷とは、ただ災いを避けるだけでなく、災いに負けない強い心と、幸福を招き入れる清らかな心を、自らの中に育んでいくための、積極的な営みなのです。

周遍寺で受けられるご祈祷

周遍寺では、皆様の様々な願い事に寄り添い、ご祈祷を承っております。

  • 厄除祈願(厄年の方の災厄を祓う)
  • 家内安全(ご家庭の平穏無事を願う)
  • 身体健全(心身の健康を願う)
  • 商売繁盛(お仕事の成功を願う)
  • 良縁成就(良いご縁に恵まれることを願う)
  • その他、諸祈願

どのようなお悩みでも、まずはご相談ください。

おわりに

もし、あなたが今、兵庫の地で、どうしようもない不安や災厄に心を悩ませているのであれば。 どうぞ、周遍寺の門を叩いてみてください。 仏様への力強いご祈祷を通じて、その心の重荷を軽くし、明日への希望を見出すお手伝いをさせていただきます。

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